メロンのまったりブログ

60歳、繊細さん。これからは、心穏やかに暮らしたいなぁ~。

助産院で出産! 「神の手を持つ先生」に取り上げてもらったこと・・・その1

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≪私の好きな風景です≫
≪海って本当に心が洗われますね~≫

こんにちは!メロンです!

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

うちには二人の息子がいますます。

早いもので24歳と20歳になりました。

 

上の息子が10ヵ月の時、旦那様の転勤で自然豊かなこの町へ来ました。

そして3年後、上の子が4歳になる時に、二人目を妊娠しました。

 

今日は、その次男の「お産」の話をしたいと思います。

 

もう引退されましたが、この町には日本でも有名な「神の手を持つ」助産師さんがいらっしゃいました。

友人から「なんか凄いらしいから、話のタネに行ってみたら?」みたいな感じで教えてもらい、なんだか気軽な気持ちで行ってみました。

 

助産院は町の駅の近くにあり、診療室、分娩室、5~6人の大部屋と個室が2部屋ありました。

助産院が先生のご自宅で、通いの助産師さんが2人いらっしゃいました。

 

私は初めてのお産がとても難産で、33時間に及ぶ陣痛の末、出産に伴い「膣血種」ができてしまい、大学病院に救急搬送されたという経験がありました。

 

気軽に訪れた私でしたが、初診の時に先生は、私が過去に「膣血種」の経験があること、39歳という高齢出産であることで、とても悩まれました。

 

今考えてみると当然のことで、助産院は医療行為ができないため、私のようなリスクの高いお産は、通常は断られます。

本当に私は能天気だったと呆れますね・・・

 

それでも先生は、2つの約束をして「ここで頑張って産みましょう」と言ってくださいました。

①もしもの時を考えて、産婦人科の病院に事情を話して受診をすること。

②先生が留守の時は、病院で出産すること。

 (先生は全国に講演に行かれるので、留守の時は通常は他の助産師さんが介助します)

そして、助産院でのお産がスタートしました。

 

もちろん、近くの産婦人科の病院にも受診しました。

助産院へは問題がない限り、初めは月1回、その後月2回~週1回へと、病院とほぼ同じペースで受診します。

 

しかし診療内容はまったく違います。

助産院はエコー検査はありますが、内診はありません。

人それぞれですが、私にはこれもストレスがなくて、ありがたかったですね。

ひたすら心のケアに、重点が置かれているように思いました。

自分の母親との関係が、お産に大きく影響するらしく、わだかまり等があれば、お産までにいい状態にしておくように言われました。

また、連れて来た上の子どもの様子を見て、アドバイスをしてくれたり、

旦那様といっしょに行った時は、旦那様への心のケアや、妊婦の気持ちを代弁してくれたりもしました。

もちろん、食事や運動のことも厳しく指導されました。

 

妊婦さんの中には、受診するたびに辛くて泣いて帰る人もいたようですが、私にとっては気持ちが楽になり、先生に会うのが楽しみでもありました。

そして心配な妊娠初期を過ぎ、安定期に入りました。

 

気がつけば、思いのほか長くなってしまいました。

この続きは次回の・・・「その2」でお話したいと思います。

 

では、今日はこのへんで・・・