助産院で出産! 「神の手を持つ先生」に取り上げてもらったこと・・・その3
こんにちは! メロンです!
ご覧いただき、ありがとうございます!
初めての方は、・・・「その1」「その2」も見て頂ければ幸いです。
助産院を訪れ、先生のご指導の通りに食事に気を付け、階段の上り下りや散歩、家の拭き掃除などをして、臨月で体重増加も+7㎏に抑えました。
はり治療のおかげで、心身ともに軽くなり、お産に向けての準備は整ったように思いましたが・・・
予定日まであと1週間になった頃
『まだ子宮口が硬いわね~』と先生の声・・・
『それでは、最後の手段をとりましょう。』
・・・え!最後の手段てなに?? まだ何か手段があるの・・・
『はり灸院の先生に電話しておくので、明日行ってね』
・・・おお~! 最後の手段も〝はり〟なのか・・・
と思いつつ、翌日〝はり灸院〟へ行きました。
「助産院の先生から、お電話で聞いてますよ。最後の手段ですねww」
・・・よろしくお願いします。最後の手段とやらを・・・
「それでは、今日は〝お灸〟をしますねww」
・・・!!お・お・お・お灸!!・・・
これには心底!驚きました!
〝お灸〟というものは知っていても、もちろん経験などなく、もう不安でいっぱいでした。
どこにするかというと・・・なんと、足の小指のつま先です。
両足の小指のつま先に、米粒の半分ぐらいの【もぐさ】をのせ、線香で火をつけます。
熱さがほとんど感じないくらいで消し、また新しい【もぐさ】で火をつける・・・
という具合に、5回ぐらいは〝お灸〟をしてもらったでしょうか。
私自身は、熱くもなんともないのに、3回目ぐらいから体がポカポカしてきて、
驚いたことに、ぐ~~っと子宮の収縮が始まりました。
おお!!すごい!!すごい!! まさか!このまま出産??・・・と思うほどでした。
2回ほど〝お灸〟に通い、いよいよ予定日を迎えました。
〝お灸〟をしてもらってから、前駆陣痛はあるものの、まだ出産の気配はありません。
予定日の検診の時、先生は、
『この赤ちゃんは、お母さんのお腹の中が居心地がよくて、まだ出たくないのね』
『お母さんのお産の準備は万全だから、赤ちゃんが出たくなるまで、ゆっくり待ちましょう』
『今度の大潮あたりを期待しましょうか』
・・・大潮、ですか・・・
『地球の摂理で、大潮の時はお産が多いのよ』
そんな先生の言葉を信じて、ゆっくり赤ちゃんを待ちました。
5日目の夕方、上の子の手を引いて、日課である海岸の散歩に行きました。
その日は、いつもより、驚くほど沖の方まで、潮が引いていました。
「ああ‥今日は大潮か~~~」
「赤ちゃん出て来るかな~~~」
そんな話しをしながら、砂浜の広がる海岸に、ゆっくり夕日が沈んでいくのを、子供と手をつないで眺めていたのを、今でも憶えています。
次の日の未明からお産が始まりました。
続きは次回の・・・「その4」でお話したいと思います。
では、今日はこのへんで・・・